おうちで簡単!和菓子作り
おうちで“満月堂のどら焼き”をつくってみよう!
東京製菓学校の長谷川先生が『はなまるマーケット』にご出演され、おうちで簡単に作れる“満月堂のどら焼き”のレシピを紹介してくださいました。 写真つきの詳しい作り方をご覧になることができます。見逃してしまったという方、必見です!!
おうちで和菓子作り
ふるさとで出会った懐かしい和菓子。これがおうちで簡単に作れたら嬉しいですよね。
(東京製菓学校:長谷川献さん)
「難しそうに思われる和菓子ですが、おうちでも簡単に作れるんですよ。」
和菓子は意外と簡単に作れます。そこで今日は、おうちで作る簡単和菓子。 人気ドラマの和菓子を監修する先生が、あっと驚く簡単ワザを披露! さらに、余りがちな食材が意外な和菓子に大変身!普段家にあるような材料で簡単に作れちゃうんです。 素朴で懐かしい絶品の和菓子を作って、家族を笑顔にしてみませんか?
お店で売っている和菓子は、なかなか家にはないような材料がたくさん使われていますよね。
- 和菓子によく使われる材料
- ・上新粉 ・もち粉
・道明寺粉 ・白玉粉
・葛粉 ・わらび粉
今日ご紹介する手作り和菓子は、どのご家庭にもあるこちらが主役です。
- 本日の主役
- 小麦粉 と 片栗粉
人気ドラマのどら焼作り
毎週月曜日よる8時から放送中のドラマ「あんどーなつ」。ひょんなことから和菓子職人の道を歩むことになった女の子・奈津と、 老舗和菓子屋の職人・梅吉を中心とした、涙と笑いがおりなす物語。
そんなドラマの舞台が、満月堂という和菓子屋さんです。お店にはおいしそうな和菓子がずらりと並んでいますが、 このお店の和菓子を監修・制作するのが、長谷川さん。東京製菓学校の講師を務める長谷川さんは、 ドラマの出演者に和菓子作りの演技指導も行っています。
そんな長谷川さんが、今回教えてくれる和菓子とは・・・
「満月堂にはおいしいどら焼があるんですよ。そのどら焼をチャレンジしてみましょう。」
(富永アナウンサー)
「ということはドラマの中に出てくるどら焼を今回作ると?」
「はい、簡単ですよ!」
小麦粉と砂糖は、ざるでふるいにかけておきましょう!
「満月堂さんでは、手作りで餡を作っていらっしゃるんですけれども、ご家庭では難しいので、 市販の餡を使ってみようと思います。」
(滿月堂的銅鑼燒)
<材料>(約20個分)
- 【皮】
- 薄力粉・・・250g
- 卵・・・3個
- 上白糖・・・180g
- ハチミツ・・・30g
- 重曹・・・5g
- 水・・・100cc
- あんこ・・・400g
- ボウルに卵を入れ、ホイッパーで軽くほぐす。
-
上白糖を加え少々泡立て、ハチミツを入れ混ぜる。 - さらに、重曹を水(50cc)で溶いてから加え混ぜる。
- 薄力粉を入れ、さっくり混ぜ合わせる。
※混ぜすぎると小麦粉の粘りが出すぎてしまい生地が丸く伸びなくなるので注意。 薄力粉の白い部分がみえなくなればOK。 -
ラップをして15分程置き、
- ホットプレートは190~200度に温め、油をキッチンペーパーなどでまんべんなく薄くひき、 直径8cmに丸く生地を流す。
<ポイント>一点に生地を落とすときれいな円になる。 - 表面に泡が出てきたら裏返して少し焼く。
- 焼皮を2枚合わせてとる。
-
別に用意しておいた餡をサンドする。
※お好みで餡にアイスクリーム(抹茶・バニラ)。その際、皮を冷凍庫で十分に冷やしてからアイスクリームをつめる。
※他には、フルーツや生クリームをはさんでもよし。
※市販の餡が固ければ、鍋に餡と水(適量)加え火をつけ、練る。
夏にぴったりなアレンジどら焼も教えていただきました。
冰淇淋銅鑼燒
<材料>
- 焼いた生地
- あんこ
- アイスクリーム
-
焼いた生地が冷めたら2枚セットでラップに包んで冷凍庫へ。 -
1時間以上冷凍して生地が冷えたら、あんことバニラアイスをはさむ。
小麦粉で作る なんちゃって「ようかん」(羊羹)
(料理研究家:堀江ひろ子さん)
「今日は小麦粉を使って簡単なようかん、なんちゃってようかんを作りましょうか! しかも火も鍋も使わずに、涼しく和菓子作りをしちゃいましょう。」
<材料>
- 茹で小豆(缶詰)・・・200g
- 薄力粉・・・大さじ4
- 水・・・大さじ2
- 茹で小豆に薄力粉・水を加えよく混ぜる。
-
ラップに包み、折り目を下にして電子レンジで2分30秒(600w)加熱。 -
ラップの両端をのばし空気が抜けるようにして、巻きすや布巾などで形を整え、冷蔵庫で冷ましたら完成。
サツマイモでもようかんが!(番薯羊羹)
<材料>
- サツマイモ・・・150g
- 薄力粉・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ4
- 牛乳・・・大さじ4
-
皮ごとサツマイモを電子レンジで3分ほど加熱する。 - 加熱したサツマイモを皮ごと潰す。
-
潰したサツマイモに小麦粉・砂糖・牛乳を加えよく混ぜたら、 ラップに包み電子レンジで2分30秒(600w)加熱する。 - 巻きすや布巾などで形を整え冷ましたら完成。
片栗粉で作る夏向き和菓子
教えて下さるのは、お菓子といえばこの方、お菓子料理研究家の中村史さん。
(お菓子料理研究家:中村史さん)
「片栗粉で夏向きの涼しいすてきなお菓子ができるんですよ。」
片栗粉はどんなものでもいいという訳ではありません。
「今回は『馬鈴しょでん粉』で作られた片栗粉を使います。」
では、馬鈴しょでん粉を使った和菓子作りのスタートです。
「まずは、夏にぴったりのショウガのシロップを作りますよ。」
<材料>
- 水・・・400cc
- グラニュー糖・・・150g
※グラニュー糖がなければ上白糖でも代用可。 - ショウガ・・・2片
- ショウガ汁・・・小さじ2
-
ショウガは皮付きのままスライスし、水・グラニュー糖を鍋に入れて時折ショウガを潰すよう、 グラニュー糖を溶かすように混ぜながら15分ほど煮詰める。 - 色づいてきたら皮ごとおろして絞ったショウガ汁を加え、火を止め混ぜ合わせる。
- 最後に漉したら完成。
<材料>
- ショウガシロップ・・・80cc
- 炭酸水・・・120cc
- 氷・・・適量
- グラスに氷・ショウガシロップ・炭酸水を注ぎ、混ぜて完成。
「出来上がったショウガシロップに片栗粉を加えてとろみをつけますよ。」
<材料>
- ショウガシロップ・・・80cc
- 水・・・120cc
- ショウガ(千切り)・・・1片
- 片栗粉・・・大さじ1/2
※片栗粉は馬鈴薯でんぷん100%のものを使う。 - 水(水溶き片栗粉用)・・・大さじ1/2
-
ショウガシロップ・水を鍋で沸騰させ、皮を剥いて千切りにしたショウガを加える。 - 水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、粗熱をとったら器に移し、冷蔵庫で冷やし完成。
※冷やしすぎると白濁して、食感が悪くなるので、冷やしすぎに注意!
「これはアイスクリームにかけたり、
それから冷たくした果物にかけても美味しくいただけますよ。」
「さらにもう1つ夏向きのすてきなお菓子をご紹介しますよ。
なんちゃってワラビもちを作るんですよ。ワラビ粉じゃないんだけれども、 片栗粉を使ってワラビもちのようなぷるんとしたお団子を作るのよ。」
<材料>(2人分)
- 片栗粉・・・50g
※片栗粉は馬鈴薯でんぷん100%のものを使う - グラニュー糖・・・20g
※グラニュー糖がなければ上白糖でも代用可。 - 水・・・200cc
- ショウガシロップ・・・適量
-
鍋に片栗粉とグラニュー糖を入れ、2つを混ぜて、そこへ水を加えて溶かす。 -
火にかけ、よく練り、全体が透明になってまとまってきたら火を止める。 -
箸で一口大にして、氷水で冷やして、水気を切り器に盛り、ショウガシロップをかけて完成。